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ごあいさつ

山
本克司

日本人間関係学会 
理事長 山本克司

 本学会は、「人間関係」を学際的に研究する学術団体です。会員の研究分野は、医療、教育、福祉、心理学、文学、法学など多方面にわたっています。また、研究者のみならず、各方面の実務に従事する方も多数いらっしゃいます。このように、自己の研究分野とは異なる研究者と実務家が互いに社会におけるよりよき「人間関係」の構築を目指して切磋琢磨し合う日本人間関係学会の存在意義は大きいものがあります。

 ところで、本学会は、様々な面で岐路に立っています。これから、本学会の設立趣旨に立ち返り、学会の健全化と会員みなさまの自己実現が広く図れる組織づくりを目指さなければなりません。会員のみなさまには、もう一度、初心に帰って学会の意義と自身の学会活動の意義を考えていただきたく存じます。

 本学会は、これから大きく飛躍する可能性を秘めています。社会資源と連携すれば、学会活動は無限の可能性をもつことができます。会員お一人おひとりの専門性を活かせば、地方自治体、企業、教育委員会、学校、社会福祉協議会、社会福祉施設、医療施設などと様々な連携が可能となり、会員の活躍の場が広がります。

 日本人間関係学会は、会員の皆様一人ひとりのものです。学会執行部は、会員の最大の利益を目指さなければなりません。そして、学会の存在意義は、会員の皆様の活動を通して、社会活動に奉仕することにあります。そのために、学会活動を通して各分野の研究者、実務家あるいは意識の高い市民の会員が交流し、忌憚のない意見交換をする必要があります。会員のみなさまが研究会や研修会あるいは、学習会を通して各地で多方面の研究や実践報告を学ぶことにより、知見と研鑽を一層深めていただければ、幸甚に存じます。