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第7回シニア活性化研究部会開催のご案内

 日本の総人口1億2633万人、少子化などで人口が27万人減る一方高齢者
人口は57万人増えて3514万人、その比率は27.9% を占め今や日本は
世界最先端をゆく高齢者大国なのです。これからは“人生100年”と言われ、ボ
リュームからいっても高齢者に重心をおいた「高齢者標準化社会」を目標とした
社会システムを構築するべきとする論もあります。
 この部会にご参加の方々をはじめ多くの人たちは学びに趣味に、そしてボラン
ティアにと活動し健康維持に努力しながら社会保障費の削減にも貢献している元
気な方々です。当研究会は、こういった来るべき社会に向けて私たち“アクティブ
シニア”の生き方を深め、PR、環境整備、提言などを皆さんと共に考えたいと思っ
ています。どうぞご参加ください。

●日時 : 3月24日(日) 14時~17時

●会場 : 杉並区ゆうゆう阿佐谷館 2階洋室3(外部リンク)
      阿佐谷北2-18-17(地図) TEL 03-5364-9360
●参加費: 500円

テーマ:ライフステージの多様化と創造的アクティビティ(2)

外的要因

1.労働人口の減少→現状で60%の労働力率
  現業職(象徴的例 QB,マクドナルド、引っ越し業者等)
   →2030年には886万人の減少
    GDP(国内総生産)の低下=全ての業種での労働力不足
                (高次・高度な産業、対人養成etc)
    社会生活の低下・インフラ・システム・物流などへの支障
  ➡誰がカバーし得るのか ①外国人労働力か?②女性の労働力か?シニア世代か?

2.少子化と労働人口の減少で社会保障費(年金、医療費、雇用保険費)の赤字増大
  ➡誰が補てんできるのか? ①成人層か?②外国人か?③女性か?④シニアか?

3.学校、家庭、地域の教育力の低下→公共性、社会性、人間関係力の低下
  ➡誰が下支えすると同時に規範や公共性や倫理・道徳等を指し示しシステムの改善
   を主張できるのか?

シニア世代が持つ内的欲求

1.旧世代と違い現在のシニア世代の多くが健康であり、社会で働き充実感や張り合いや
  充実感と同時に収入を得ることを欲している
  ➡平均寿命まで生きるのに〇〇〇〇円が必要。十全か?方策は?

2.社会に貢献したいという欲求
  ➡(実証的調査が必要だが)多くのシニアが社会に貢献したいという欲求を持って
   いる。ボランティアや社会的弱者へのケア・援助・サポートへ参加している大量の
   人々が存在

3.(実証的調査が必要だが)社会的弱者や困っている人々への援助やケア・サポートや
  励ましや自立への支援を実行したいという欲求を多くのシニアが抱いている。
  ➡さらにそれが可能になる手立ては?

4.社会の公共性や社会性の低下に対して反省的に捉える力を蓄えている人物が多い。
  しかし、反対に「もういいや静かに暮らしたい」「自分のこと、家族のことだけに生
  きたい」「自分だけが平穏無事に過ごせればよい」と考えている人口も多いかもしれない
  ➡超えて教育、家庭、地域、(国策)に必要な公共性、社会性、対人関係を指し示すと
  ともに育成する視点や方法を過去の反省的考察から言及し、行動化したいという欲求を
  持っている人々が多い。

5.知的な成長や創造をさらに高めたいと思っている人々が多い
  ➡旧来のライフステージとエイジ(年齢)が一致していた伝統的価値観、ライフスタイル
   観はすでに崩壊しつつある(趣味の習い事→資格習得→高度な教育機関への参加→
   どう生きるか、生きるとは何かという存在論的な探究や深化した教養を探究する人々が
   増加している)(調査が必要)

ライフステージ多様化の実態

特徴

長所
①経験(成功、失敗、挫折、忍耐、対人関係)を活かせる
②従来と違い、年齢とステージが一致しない
②キャリア、アイデンティティを複数所有
③自分のやりたいこと・好みを優先
④文化のため、社会のため、人のため、志向の広がりと深まりを所有
⑤国境にこだわらない

短所
①収入を得難い
②過去の視野、展望、世界観に捉われやすい(例 狭い視野)
③新しいスキルを修得しがたい
④過去の経験、見識、価値観に捉われた判断、思考になりがちである
⑤過去の生活スタイル、習慣等に拘泥しがちになる
⑥行動範囲、人間関係の狭まり
⑦伝統的なステレオタイプ老人観に捉われる

具体例
①断念型
②伝統型(traditional)
③ボランティア専念型
④経験型(empirical)
⑤延長型(extensional)
⑥探究型
⑦パラレルキャリア型
⑧エクスプローラ型
⑨ポートフォリオ・メーカー型