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第7回シニア学びと活性化プロジェクト(SLAP)のご案内

 総務省統計局によると2018年9月1日現在の日本の総人口は、前年より26万人減って1億2642万人。そうした中で65歳以上の人口は44万人増えて3555万人、実に総人口の28.1%を占めることとなっているのです。この先少子化、医学の発展、健康寿命の延びを考えるといずれ遠からぬ日に日本はまさに3人に1人という高齢者大国なのです。
これからは”人生100年“時代と言われますが、全ての人が豊かな100年人生を営むためにも、高齢者に重心を置いた「社会システム」や福祉、生涯学習などのジャンルの再構築を考えなくてはならない地点に到達していることは明らかです。
多くのシニアの方々は、「学び」に「趣味」に、そして「ボランティア」に、と活動され、積極的に健康維持に努めていらっしゃいます。しかし、新たな文化や価値の創造、新たなイノベーションやビジネスの展開への参画などの側面では、まだまだ消極的で未開拓の領域となっていることも事実です。
当プロジェクトは“アクティブシニア”の生き方を探求することによって、新しいライフステージの創造や、新しいパースペクティブをもって世界へ向かう力を支援すると共に、社会に向けて提案・提言をしていきたい、と考えています。
どうぞ趣旨にご興味のある方はお気軽にご参加ください。

●日時 : 3月24日(日) 14時~15時

●会場 : 杉並区ゆうゆう阿佐谷館 2階洋室3(外部リンク)
      阿佐谷北2-18-17(地図) TEL 03-5364-9360
●参加費: 500円

ライフステージの多様化(2)と創造的アクティビティ
外的要因
1.労働人口の減少→現状で60%の労働力率→現在は現業職(象徴的例 QB,マクドナルド、引っ越し業者等)→2030年には886万人の減少←GDP(国内総生産)の低下=全ての業種での労働力不足(高次・高度な産業、対人養成etc)←社会生活の低下・インフラ・システム・物流などへの支障

➡誰がカバーし得るのか ①外国人労働力か?②女性の労働力か?シニア世代か?

2.少子化と労働人口の減少で社会保障費(年金、医療費、雇用保険費)の赤字増大

➡誰が補てんできるのか? ①成人層か?②外国人か?③女性か?④シニアか?

3.学校、家庭、地域の教育力の低下→公共性、社会性、人間関係力の低下

➡誰が下支えすると同時に規範や公共性や倫理・道徳等を指し示しシステムの改善を主張できるのか?  ? ? ?

シニア世代が持つ内的欲求
1.旧世代と違い現在のシニア世代の多くが健康であり、社会で働き充実感や張り合いや充実感と同時に収入を得ることを欲している

➡平均寿命まで生きるのに4000万円が必要。十全か?方策は?

2.社会に貢献したいという欲求
➡(実証的調査が必要だが)多くのシニアが社会に貢献したいという欲求を持っているボランティアや社会的弱者へのケア・援助・サポートへ参加している大量の人々が存在

3.(実証的調査が必要だが)社会的弱者や困っている人々への援助やケア・サポートや励ましや自立への支援を実行したいという欲求を多くのシニアが抱いている。

➡さらにそれが可能になる手立ては?

4.社会の公共性や社会性の低下に対して反省的に捉える力を蓄えている人物が多い。しかし、反対に「もういいや静かに暮らしたい」「自分のこと、家族のことだけに生きたい」「自分だけが平穏無事に過ごせればよい」と考えている人口も多いかもしれない

➡超えて教育、家庭、地域、(国策)に必要な公共性、社会性、対人関係を指し示すとともに育成する視点や方法を過去の反省的考察から言及し行動化したいという欲求を持っている人々が多い

5.知的な成長や創造をさらに高めたいと思っている人々が多い

➡旧来のライフステージとエイジ(年齢)が一致していた伝統的価値観、ライフスタイル観はすでに崩壊しつつある(趣味の習い事→資格習得→高度な教育機関への参加→どう生きるか、生きるとは何かという存在論的な探究や深化した教養を探究する人々が増加している)(調査が必要)

ライフステージ多様化の実態
特徴
長所
①経験(成功、失敗、挫折、忍耐、対人関係)を活かせる
②従来と違い、年齢とステージが一致しない
②キャリア、アイデンティティを複数所有
③自分のやりたいこと・好みを優先
④文化のため、社会のため、人のため、志向の広がりと深まりを所有
⑤国境にこだわらない

短所
①収入を得難い
②過去の視野、展望、世界観に捉われやすい(例 狭い視野)
③新しいスキルを修得しがたい
④過去の経験、見識、価値観に捉われた判断、思考になりがちである
⑤過去の生活スタイル、習慣等に拘泥しがちになる
⑥行動範囲、人間関係の狭まり
⑦伝統的なステレオタイプ老人観に捉われる

具体例
①断念型

②伝統型(traditional)

③ボランティア専念型

④経験型(empirical)

⑤延長型(extensional)

⑥探究型

⑦パラレルキャリア型 by リンダ・グラットン

⑧エクスプローラ型 by リンダ・グラットン

⑨ポートフォリオ・メーカー型 by リンダ・グラットン
                  占部愼一