日本人間関係学会第31回全国大会開催報告

2023年9月12日

日本人間関係学会第31回全国大会開催報告

大会長　西南学院大学 田中康雄

　日本人間関係学会 第31回全国大会は、福岡市にございます西南学院大学にて、2023年9月9日（土）に、大会テーマ「With コロナ時代における対面コミュニケーションの重要性と人間関係の構築に向けて」とし、開催を終えることができました。
　無事に当日を迎えることができたのは、大会実行委員の先生方、当日ご参加いただいた学会員の皆さま、前日の午前から会場設営をご準備いただいた仲田勝美先生・黒木真吾先生・竹下徹先生・牛島豊広先生、大会に協賛いただいた5社・団体・法人様、そして西南学院大学の田中康雄ゼミ生のご協力があったからこそと、心から感じております。
　当日のプログラムでは、鈴木満先生に総合司会を担っていたおかげで、円滑に各プログラムを進行することができました。シンポジウムでは、「地域共生社会における人間関係のあり方」について、早坂三郎先生・丸谷充子先生・山中康平先生・釜野鉄平先生で、各研究・実践をエビデンスに提言いただきました。次に、特別企画として、竹下徹先生・牛島豊広先生で、「地域共生社会に向けた福岡市早良区西新の地域実践」を講演いただき、その後は会員交流を兼ねて、地域散策と昼食を取りながら、7名の田中康雄ゼミ生も加わり、実施いたしました。
　午後は、口頭研究・実践発表を各分科会に分かれ、様々な分野の研究や実践を踏まえた発表がなされ、その中から2つの発表について、奨励賞が選出されました。
　さらに、前日には、佐々木かなこ先生を中心に、語り旅部会企画（エクスカーション）の博多・福岡編を開催され、全国大会に花を添えていただきました。
　その後、総会では、事業報告と事業計画等の説明、そして日本人間関係学会のロゴマークとして、三好明夫先生のデザインが採択されました。
　第32回全国大会の開催については、加藤誠之次回大会長から、四国の高知大学にて、開催する旨のご案内がございました。
　以上が、大会報告内容となっております。
　最後に、第31回全国大会に関わっていただいた全ての方々に、あらためて、心から感謝の意をお伝えさせていただきたいと思います。　本当にありがとうございました。

（大会当日の様子：左上から、会場の「西南学院百年館」、「大会挨拶」、「シンポジウム」、「特別企画」、「口頭研究・実践発表分科会①②」）