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2026年度エクスカーション(語り旅)を終えて

 日本人間関係学会第34回大会が9月19日と20日に宇都宮で開催されました。その大会前日の18日に、開催校からJRとバスを乗り継いで1時間ほどの距離にある日光東照宮を訪れました。関西からはなかなか行く機会が少ないことから、「もう一度、日光を見ておきたい」と熱望する会員の声に押されて、今年度は日光東照宮を訪ねることとなりました。
 当日は宮司による境内の案内と解説の後、団体祈祷(大会の成功祈願)を行い、直会(なおらい)の儀式にあずかるものでした。
 広大な敷地内の社殿群を、従業員専用の近道を通りながら、一般参拝者が立ち入れない場所にも入り、多くの建造物を拝観しました。特に、自然の地形を生かした参道や社殿群は荘厳な空間を醸し出し、息をのむほどの美しさに溢れていました。一つひとつの建造物に、漆や極彩色がほどこされており、その深さを味わいました。図柄の解説では、当時の信仰形態や学問と社会思想が反映されていることも理解できました。特に印象深かったのは、陽明門の下に鐘楼と鼓楼があり、鐘楼は朝鮮、鼓楼はオランダからの寄贈であることから、当時の平和外交の意図が垣間見られ、今日的な外交上の問題点にも気づかされる学びとなりました。
 3時間にも及ぶ時間を掛けて、建造物、装飾品、史実に触れていると、直に徳川家康に出会って話をしたような錯覚に陥りました。
 16:00に東照宮を後にして宇都宮に戻り、懇親会を行いましたが、その会からの参加者を含めて9名の参加でした。

(文責 佐々木)